花の色と形が豊富で育てやすいゼラニウム。
どうも、タボです。
今日はそんなゼラニウムについてです。
ゼラニウムってどんな植物?
フウロソウ科の多年草植物。
原産地は南アフリカ・ケープタウン地方。
半耐寒性ですが、暖地であればベランダや霜のあたらない軒下などで越冬でき、四季を通して
花を楽しめます。乾燥に強く、強健で育てやすいので、窓辺やベランダ、ハンギングバスケットや
コンテナ、壁面にかけるなどして楽しめます。
育て方は?
□日当たりや置き場所
日当たりと風通しの良い場所で育てます。夏の西日は避けてください。雨に当てると茎葉や花が
腐りやすいので、鉢植えの場合は軒下などに移動すると良いです。庭植えの場合は梅雨の時期に
切り戻しをしておきます。
□水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。冬は乾かし気味に管理します。
庭植えの場合は特に与える必要はありません。真夏に土がカラカラになるようでしたら与えます。
□肥料
3月~6月と、9月~11月ごろに緩効性肥料を与えます。
□かかりやすい病害虫
茎腐病が発生することがあり、茎の基部が茶色く腐り、その部分から上部も腐っていきます。
症状を見つけ次第、茎の付け根から取り除きましょう。
□植え付け、植え替え
真夏と真冬以外に行います。根詰まりや根腐れ気味の場合は、根鉢をほぐして植え替えます。
大きく育てたい場合は二回り大きな鉢に植え替えます。根は強く切っても大丈夫です。
弱アルカリ性(pH7.0~)の土壌を好むので、用土に苦土石灰を混ぜておくと良いでしょう。
□その他の作業
花後は花茎の付け根から切りとります。黄色くなった葉も付け根から取り除きます。
夏場に葉が白くなるのはなぜ?
夏場の高温により、養分吸収のバランスがくずれて生じる生理現象です。病気ではないので、
他の株にうつることもありません。そのままにしていても秋には自然に回復しますが、
気になる場合、夏場は涼しい場所で育てるようにしてください。